CASE STUDY 1
PLACE

静岡県浜松市

OVERVIEW

店舗内オブジェ

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設置施工への強い想い。

結局のところ、どんなに美しい仕上がり品であっても、その場所次第では設置に大変な労力と、ご協力を求めざるを得ないというのが本当のところです。それは施主様の思いと、こちらのより高い品質を実現したいという思いが噛み合うことで初めて、素晴らしいリレーションになっていきます。 数年前にとあるお菓子製造事業者の旗艦店舗内にある巨大なオブジェが老朽化していることから、刷新させるためのコンペティションがありました。以前までは漆を用いた和の文化テイストがただよう設えに対して、我々が提案したのは金属のアイテム。ここに、新しい企業体としての可能性を感じていただいたことで、弊社の案での採用が決定しました。

店舗設置の施工課題。

アイテムの製作自体は順調でした。むしろ最大の難関は最後の店内施工にあったのです。というのも、飲食関係を扱う店内でしたから、当然設置する施工での粉塵や匂いはご法度。そこで、壁に設置するところに小さなルームみたいな形状で間仕切りを作り上げて、店舗の営業時間終了後から朝までの時間に施工しました。 弊社の施工は、まず壁に対して下地を作り上げます。そこに、設置用の金物を取り付けて、さらに運搬時には傷などがつく可能性を考慮して工場で処理していない塗装を、現場にて行いました。そのため、設置してから金属の最後の仕上げを行なったのです。

ありがたいのは「理解」。

朝になって店舗がオープンすれば、我々の囲いはすべてばらします。そして夜また作り上げるのです。これが大体1週間続きましたから、店舗の方々にとっても負担は相当なものだったと推察できます。それでも、ご理解いただき、最後の仕上げもご満足いただけたのは、やはりクライアントのご協力があってこそです。 我々はより良いものを作るために最善の方法をとりたいと考えます。それは決して「楽」「速」を意味しません。どうしても手間と時間がかかる方法になることが多いです。それは、クライアントに負荷を理解していただくことでもありますし、その理解が難しいとなればどうしても品質が犠牲にならざるを得ません。ここをどう理解していただけるか、その方法はどのようなものがあるのか、またコスト的な理解をどうお伝えしていくのかは常に課題で有り、常に成長点だと理解しています。